🏗️ この記事のポイント

  • 解体前に必ず室内の家財・廃棄物を搬出する必要がある
  • 補助金申請は解体着工前が絶対条件——順序を間違えると受給不可
  • 整理→補助金申請→解体の正しい3ステップを詳解
  • 整理+解体を一括発注することで費用・段取りを圧縮できる
  • 解体前整理の費用相場と節約ポイントを解説

最初に必ず確認:補助金申請の順序を間違えると50万円を失う

⚠️ 順序を間違えると補助金が受け取れません

① 空き家整理
② 補助金申請
(着工前に必須)
③ 承認通知
④ 解体工事

❌ 解体工事を先に始めてしまうと、松本市老朽危険空家除却補助金(最大50万円)の申請が一切受け付けられません。必ず着工前に申請を完了してください。

なぜ解体前に室内整理が必要なのか

解体工事業者は建物の構造物(木材・コンクリート・金属)を撤去する専門家です。室内の家財・衣類・食器・家電などの「家庭用廃棄物(一般廃棄物)」は解体工事の対象外であり、解体業者は一般廃棄物の収集・処分を行う許可を持っていません。

解体前に室内の家財を搬出しておかないと、廃棄物が混入した状態での解体となり、産業廃棄物処分費が跳ね上がったり、そもそも工事を断られる場合もあります。

💡 解体業者によっては「残置物込みの解体」に対応しているケースもありますが、その場合は追加費用が大幅に上乗せされます。事前に遺品整理業者で整理しておく方がトータルで安くなるケースがほとんどです。

解体前整理→補助金申請→解体工事 完全フロー

事前準備

相続確認・名義・活用方針の決定

相続登記が完了しているか確認。解体後の土地活用方針(売却・更地保有)を決めておく。

STEP 1

遺品整理業者に室内整理を依頼

一般廃棄物収集運搬業許可を持つ業者に家財・廃棄物の搬出を依頼。買取査定も同時に行い費用を圧縮。

💡 費用目安:間取りによって15,000〜210,000円以上

STEP 2(重要)

老朽危険空家除却補助金を申請(着工前必須)

整理完了後、松本市建築指導課に補助金を申請。現地調査・書類審査・交付決定通知を受けるまで着工しないこと。

⚠️ ここで先に解体を始めると補助金受給不可になります

STEP 3

補助金承認後に解体工事を発注・実施

交付決定通知書が届いたら解体業者に発注。工事完了後に完了報告書・写真・領収書を提出し補助金を受領。

💰 最大50万円が解体費用から差し引かれます

費用シミュレーション(整理+補助金活用)

🏚️ 松本市内 木造戸建て(3LDK)の場合

室内整理・家財搬出費用105,000〜150,000円
解体工事費用(木造・3LDK目安)100〜200万円
整理+解体 合計120〜220万円程度
▲ 老朽危険空家除却補助金最大 −50万円
実質負担額(目安)70〜170万円程度

整理+解体の一括発注 メリットと注意点

メリット

注意点

⚠️ 「解体もできる」と言う業者に整理・解体を一括発注する場合でも、各許可番号を個別に確認してください。許可なしに廃棄物を収集・処分した業者は不法投棄のリスクがあり、依頼者も責任を問われる場合があります。

解体前整理で確認すること チェックリスト

📋 業者依頼前の確認リスト

  • 一般廃棄物収集運搬業許可(松本市)の番号を確認した
  • 買取査定(着物・貴金属・家電)も同時に依頼する旨を伝えた
  • 整理後の写真報告(立ち会いなしの場合)を依頼した
  • 廃棄物マニフェストを整理完了後に受け取ることを確認した
  • 補助金申請のタイミングについて業者・市役所に確認した
  • 解体業者の建設業許可(解体工事業)番号を確認した
  • 解体前に電気・ガス・水道の停止手続きを確認した
  • 建物滅失登記の手続きを確認した(解体後1ヶ月以内に必要)
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よくある質問

Q. 解体前の片付け費用は松本市の補助金でカバーできますか?

直接はカバーできません。老朽危険空家除却補助金の対象は解体工事費用のみです。ただし整理完了後に補助金申請→解体という流れで組み合わせることで、解体費用を最大50万円圧縮できます。

Q. 解体業者と遺品整理業者は別々に頼むべきですか?

別々でも問題ありませんが、一括発注できる業者に頼むと段取りが楽で費用を抑えられる場合があります。ただし遺品整理は一般廃棄物収集運搬業許可、解体は建設業許可が必要なため、両方の許可を確認することが重要です。

Q. 県外(東京など)から依頼できますか?

はい、立ち会いなしで完結できます。鍵の郵送・写真報告・LINE対応で、帰省なしに整理から解体の手配まで進められます。